「芋煮」の発祥は古く、1600年代半ばともいわれている。
当時、最上川舟運の終点だったといわれる中山町長崎付近は、
上方から酒田経由で運ばれてきた荷物の引取がおこなわれる場所だった。
しかし、当時は舟が到着したことを知らせる通信手段がなかったため、
舟の船頭たちは荷受人が現れるまで何日も待たされることがあり、
退屈をしのぐために河原で鍋を囲んで宴を開いていたという。
船着場の近くに里芋の名産地・小塩集落があったため、手に入れた里芋と積み荷の棒ダラなどを鍋で煮て食べていたそう。
それが現在の「芋煮」のルーツとされる。牛肉を使うようになったのは、昭和のはじめごろからといわれる。
「芋煮」は地域によって味付けや具材の種類が異なる。
特に、日本海に面した庄内地域の「芋煮」は特徴があり、内陸部の「芋煮」の風習が庄内地域に伝わった際、
養豚業が盛んな地域のため、肉は豚肉、味付けは豚肉に合う味噌味に定着したのではないかといわれている。
-農林水産省HPより-
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/imoni_yamagata.html
【材料】
里芋 2袋
プルコギビーフ 400g
こんにゃく 1個
ニンジン 1本
大根 1/4本
ごぼう 1/2本
舞茸 1/2パック
椎茸 1パック
長葱 1本
水 1500㏄
だしパック 1個
醤油 100㏄
サラダ油 適量
【作り方】
こんにゃくは一口大に切る
里芋は皮をむき一口大にし、たっぷりの水で下茹でをしてぬめりを洗い流す
大根、ニンジンは厚さ1㎝の銀杏切り、ごぼうは皮を削いで縦半分にして薄切り
舞茸は食べやすい大きさにほぐして、椎茸は1㎝の薄切り
長葱は斜め切りにする
鍋に油を入れプルコギビーフを炒め色がついたら
ごぼう、大根、ニンジン、里芋、こんにゃく、きのこ類を加え軽く炒め
水、だしパックを加え15分ほど煮込む
灰汁が出れば丁寧に取り除く
野菜が柔らかくなったら醤油100㏄程を入れて味を調え
長ネギを加え5分ほど煮込んで出来上がり
コメント